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2012年1月23日、ザンビア政府がデノミネーションを行うと発表しました。
3桁減らすらしい。準備期間が6か月、7月施行とか。

1,000クワチャが1クワチャに!
50,000クワチャが50クワチャに!
そして、かつて使われていたコインが復活!
Ngwee(ングウェー、クワチャの下の単位)復活!

こりゃ大ごとですな。
紙幣の交換とか、ものすごい混乱しそう。
どうなるんだろう。ちょっと見てみたかった気もする。

英語では"drop three zeros"とか"rebase"とか言うんですね。
わかりやすい。

私、ピン札を結構溜めてるんですが、
使わないといずれただの紙切れになっちゃいますね。
あ、でも逆に価値が上がったりするのか?
とりあえず最低1枚ずつは取っておくことにしよう。

この機会に、今まで説明しようしようと思ってしてこなかった、
ザンビアの通貨についてご説明いたします。

現行のザンビア貨幣の単位は、クワチャ。意味は「夜明け」。
(ちなみにマラウィの貨幣単位もクワチャ。さすがお隣さん。)
ISOコードは「ZMK」、普段は単に「K」と表記されます。

昔はコインが使われていて、クワチャの下のングウェーという単位もあったのですが、
どんどん進むインフレによりいずれもなくなってしまいました。
(ングウェーの意味も「夜明け」に似ていたような・・・。)
コインなしってのは、財布が重くならなくて便利なものです。

現在の最小額面紙幣は50クワチャ。
いや、20クワチャもまだ出回ってると聞いたことがあるけど、
私はお目にかかったことがありません。
あ、ときどきおみやげマーケット屋さんで売っているような気も。

私がザンビアに来た当時、2010年3月の時点では、
1ドル=4700クワチャくらい、そして、1円=ちょうど50クワチャでした。
円への換算が非常に楽で、「0を2つ取って2をかける(=50で割る)」と教わりました。
10,000クワチャなら200円、50,000クワチャなら1000円。
なんともわかりやすかったものです。

ところが今、2012年1月時点では、
1ドル=約5100クワチャ、1円=約65クワチャに。
円換算が面倒になった代わりに、ドル換算が楽になりました。
10,000クワチャが約2ドル、50,000クワチャが約10ドル。

最大額面は50,000クワチャ。
でもそれでも約10ドルなわけで、
100ドルだと50万クワチャ、200ドルだと100万クワチャになります。
こんな桁の大きい計算にも慣れまして、スイスイと換算できます。

あまりに桁が大きいので、ザンビア人は1000のことを「pin」と呼びます。
3000クワチャなら「3ピン」、1万クワチャなら「10ピン」。

ザンビア在住日本人は、「500ピン」にも「50万クワチャ」にも慣れています。
が、100万クワチャ以上の場合、「1000ピン」とはまず言わず、「1ミリ」と呼びます。
「ミリ」は「ミリオン」の略ですね。
誰がいつ言い出したんだろうな。

さて、では、お札を1種類ずつご紹介していきましょう。

今回お札を初めてまじまじと見て、いろいろなことに気がつきました。
すべてのお札の表面に国鳥フィッシュ・イーグルが描かれているのは知っていたけど、
すべてのお札の裏面にフリーダム・スタチュー(ザンビアの自由の象徴、
実際の像はルサカにある)が描かれているとは知らなかった。
そして裏面のいろんな動物、気にとめたこともありませんでした。

<50クワチャ札>
s-DSC08523.jpg   s-DSC08525.jpg
裏はシマウマに何かの工場。
K50で買えるもの:小さなガム1つ。それ以外に知らない。

<100クワチャ札>
s-DSC08527.jpg   s-DSC08528.jpg
裏はバッファローにビクトリアの滝。
K100で買えるもの:やっぱりガムくらいか。
コンドームが1つK300くらいだったような。
(激安だけど、こっちでは結構無料で配っている。)

<500クワチャ札>
s-DSC08529.jpg   s-DSC08530.jpg
ポリマー紙幣。くしゃくしゃにならなくて便利。
裏はゾウさん。そして畑の風景。
K500で買えるもの:フリッター1つ。超ちょっとした自転車修理。

<1000クワチャ札>
s-DSC08531.jpg   s-DSC08532.jpg
これもポリマー紙幣。最もよく使うお札。
裏はツチブタ。アドヴァーク。
K1000で買えるもの:バナナ3本。ちょっとした自転車修理。
バス代はたいていK2000~K3000。トイレットペーパー1つK2000くらい。

<5000クワチャ札>
s-DSC08533.jpg   s-DSC08534.jpg
これはポリマー紙幣じゃないのだけど、意外とよく使うので、
最もくちゃくちゃ・びろびろになっている紙幣。
裏はライオン。これだけ知っていた。そしてキャッサバだ。
K5000で買えるもの:食パン1斤(やや高め)。卵6個。
コーラ300m缶。玉ねぎ1kg。じゃがいも1kg。ビール1本。

<10,000クワチャ札>
s-DSC08543b.jpg   s-DSC08544b.jpg
裏はポーキュパイン。ヤマアラシ。
K10,000で買えるもの:お昼のシマ(with small pieceチキン)。
果汁100%ジュース1リットル。ルサカから1時間先のカフエまでのバス代。
シャワマ1本。私が一度にチャージする携帯通話代。
道端で売ってる中国の海賊版DVD1枚(映画が20作くらい入ってる)。

<20,000クワチャ札>
s-DSC08535b.jpg   s-DSC08536b.jpg
裏はリチュウェ。アンテロープの1種。
K20,000で買えるもの:おしゃれカフェのおしゃれデザート。
数キロ先までのタクシー代。上等チテンゲ2m分。

<50,000クワチャ札>
s-DSC08537b.jpg   s-DSC08539b.jpg
裏は、ザンビアではお目にかかるのが難しいレパード。ヒョウ。
そしてルサカのタウンにあるバンク・オブ・ザンビア。中央銀行。
表は、カブウェにあるザンビアで一番大きな木
K50,000で買えるもの:パンテーンのシャンプー1本。
中華レストランでの外食1回。おしゃれカフェのハンバーガープレート1皿。

以上、ザンビア紙幣のご紹介でした。
個人的には人物像がないところが気に入っているのですが、
果たして新紙幣はどんなデザインになるのやら。

最後に、ハイパーインフレの国、お隣ジンバブエのジンバブエドルもご紹介。
s-DSC08542b.jpg
100,000,000,000,000ドル札。
one hundred trillion dollars.
100兆ドル。
おみやげものとして、ザンビア国内で買えます。
これは、たしか、1枚でK40,000くらいだったような。

それと、チテンゲ狂べじーたさんのブログ「ザンビア的 野菜生活」より、
ザンビアのお金」という記事(2010/07/10付)もどうぞご参照くださいませ。
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2012.01.26 Thu l 政治・経済・社会 l top
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