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ロッジの近くにhot spring、すなわち温泉があるということで、
日本人としてはやっぱり行ってみたくなるもの。

というわけで最終日の午前中に温泉へ。
歩いて行ける距離だそうで、歩いて行きたいと言ったら、
歩いて行くにはarmed escortが必要で、
手配できないから車じゃないとダメと言われました。

つまり、野生動物がそこら辺にうろうろしていて、
ゾウさんとかカバさんが襲ってくる危険性がないこともないので、
猟銃を持ったガイドさんがエスコートしないとダメ、ということ。

サファリカーで出発し、10分も経たないうちに見えてきたのは、
そういえば昨日のゲームドライブで通った池。

s-DSC08745.jpg

よく見てください、何やら石で囲まれた部分があるでしょ?
そう、これが温泉でした。

s-DSC07305.jpg

温度はややぬるく、苔か何かでなんとなくぬるぬるしていて、
気持ちいい~!という感じではありませんでしたが、
それでも温泉気分はなんとなく楽しめました。
たしかにブクブク湧き出ていた。

気づけば小1時間経っていて、さあ戻ろう!というところへ、
自ら運転して待っていてくれたロッジのオーナーいわく、
「すぐ近くでライオンがスポットされたらしいよ。見に行く?」
我らもちろん、「行く行くー!」

というわけで、水着のままプチゲームドライブ。
5分もしないところにたしかにいました、メスライオン。

s-DSC08751.jpg

今回のステイ、3日間にして3回目のライオン。
いや~つくづく運のいい私たち!

大満足してロッジに戻り、帰り支度をして、
11時に約束したタクシードライバーモーゼスの迎えを待つ。

やっぱり11時には来なかったけれど、30分遅れでモーゼス到着。
30分なら悪くない、モーゼスやるじゃん。エライエライ。

さて、あとは帰るだけ!
オーナーに別れを告げて、いざロッジを出発。

100km先のムンブワという街まで、道はすべて未舗装のガタガタ道。
行きはあんなに慎重に20km/hくらいで走ってたモーゼス、
帰りは慣れたせいか50~60km/hくらい出して、速いこと速いこと。

疲れもあってぐっすり寝ていた私。
ふと異変を感じて目覚めたのは、出発から1時間後。
プスー、ガタガタ・・・。

見事にパンクしました。

まだケータイの電波も入らない、なーんもないところ。
とりあえず車を降りると、ハエがわーっと顔の周りにたかってきて、
自分はそんなに臭いか?とへこむ。

s-DSC08768.jpg

はい、パンクしてますね。

s-DSC08771.jpg

モーゼスがタイヤを取り換える間、我ら、お菓子を食べながらしばし休憩。
ね、なーんもない。

さすが慣れているのか手際のいいモーゼス、
15分くらいで手早くタイヤを交換して、再出発。

出発したのはいいけれど、頭の中をふとよぎる不安。
これって、もし次もう一度パンクしたら、スペアないし終わりじゃない?
まだケータイも通じないし・・・

そのうちにケータイの電波が入って、とりあえずひと安心。
この日は月曜日、週に一度の安否確認の日だったので、
みんなそそくさと担当調整員に生きてますメールを送信。

パンクしてから走ること30分。


プスー・・・・・



まさかの2度目のパンク。
恐れていたことが現実になってしまいました。

s-DSC08775.jpg

今回はより激しい。
こりゃもうどうしようもない。

これってあれじゃないですか?立ち往生ってやつじゃないですか??

通りがかりの車に助けてもらうしかない・・・と思っているところへ、
早速心優しきザンビア人登場。

GRZというナンバープレート、つまりはお役人さんの車が停まってくれました。

彼ら、スペアタイヤを貸してくれるとのこと。
ああ、ありがたい。

s-DSC08776.jpg

早速はめてみようとしたのですが・・・
残念ながらホイールの形が合わなくてはまらず。

こうなったら、残された道はひとつ。

GRZの車に乗せてもらって、パンクしたタイヤ2つを持ってムンブワへ行き、
それを修理してまた車に乗せてもらってこの地点まで帰ってくるしかない。
モーゼスいわくムンブワまであと30km。
でもそんなの当てにならない。

GRZ車はそんなに大きくないから全員乗れず、
そもそも車をここに放置していくわけにはまさかいかない。

ときは10月下旬。
ザンビアが一年で最も暑い時期。
周りに日陰ゼロ。
持っている食料といえば、しょっぱい系のお菓子ばかり。
残っている飲料、ペットボトルに200mlもないほどの水のみ。

というわけで、
男2人、女3人、シニア隊員1人の我ら6人のうち、
強そうな3人、すなわち男2人と私が残ることとなりました。

s-DSC07337.jpg

パンクしたタイヤ、モーゼス、そして3人の乗る去りゆくGRZ車を見送って・・・
さぁ、いったい何時間かかるのか?

アツシがすぐに言いました。「UNOやろうぜ!」
私も同じことを考えていたので、早速UNO開始。

我らとUNOといえば、1年前のナコンデ駅籠城を思い出します。
あのときは24時間耐久UNO、やりました。
46戦やりました。

UNOをやりながらも、水がないとわかっているととにかく喉が渇く。
我慢しながらひたすらUNO。
先発隊に、「ムンブワ着いたら連絡ちょうだい!」とメールしておいたものの、
そのメールがなかなか来ず。

と、30分ほど経った頃、ふと私、すごいことに気づきました。
「チューペットあるじゃん!!!」
そう、買っていたお菓子の中に、南ア産チューペットがあったのです。

あれ、1本20mlくらいなんです。
幸いにも開封すらしていなくて30本くらい入っていたので、
15分おきに1人1本ちびちび飲むことに。

ああ、命の砂糖水!

ほんと、これに救われました。
1時間15分ほどが経ち、我ら3人待ちきれなくなって、
「あと15分したら電話してみよう」と決めたところへ電話が。

「今、タイヤを修理中。ひとつは修復不能。
修理でき次第、モーゼスがタイヤ持って戻るから!」

思い返せば、この連絡が来るまでの1時間が一番辛かったなぁ。
その後、なんとなくみんなUNOにも飽きてきて、ダラダラ。

s-DSC07340.jpg
暇だし、写真でも撮るか!と言って撮ったのがこちらの写真。
無理に元気を出してみる私。

s-DSC08786.jpg
A隊員は畑の奥へ。

が、すぐにこんなことにも飽きて、日差しも強いし、また車の中へ。

Y字路の交差部分に、他の車の邪魔にならないように陣取っていた我ら、
暑いので車のドアは開け放していました。
なんにもない道のわりに、意外と車は通るのですが、
そのたびにものすごい砂煙があがるので、
車が来るたびに、みんなでドアを閉めて防御態勢に。

グダグダしながら、ちびちびチューペットを飲みながら、待つこと3時間。
ついにモーゼスとタイヤを乗せたGRZ車が戻ってきました!

モーゼスいわく、タイヤはまだ修理中。
だから、GRZ車のスペアタイヤのホイールとパンクしたタイヤのホイールを
交換してもらってきた、とのこと。

無事にホイール交換したスペアタイヤを装着して、ついにこの地を脱出。

先発隊が買って託してくれた水とコーラが喉にしみわたり、
ムンブワに着くまでの道中、しょっぱいクラッカーを存分にいただきました。
(この時点で既に17時、もちろんお昼を食べていなかった。)

結局ここからムンブワまで1時間ほどかかり、
先発隊と合流して、やっとルサカに帰れるー!と思ったのですが・・・

我らの車には、GRZ車のスペアタイヤがはまったまま。
お役人さんいわく、
「我々はこれから別の場所へ仕事をしにいかなければならない。
君たちの車についているのは、我々のスペアタイヤである。
万一何かあったら困る。上司にバレたらまずい。
先に行かせるわけにはいかない。我々が帰ってくるのを待っていなさい。
1時間半で帰ってくるから。
我々はしてはいけないことをしてまで君たちを助けているんだからね。」

そう言い残して、ブーっと走り去ってしまいました。

なんと・・・

というわけで、いつ帰ってくるともしれない彼らを待って、
ムンブワで足止めを食らうことに。

幸いムンブワには隊員がいます。
もともとこのムンブワ隊員と、ランチを食べようね♪と話していたのですが、
こんなわけでランチもできなかったところなので、とりあえず彼女へ電話。
かくかくしかじかこういうわけでお願いだから家へ寄らせてください、と。
快くOKしてくれた彼女の家へ、6人+モーゼスで押しかけ、
持っていた食材でスパゲティを作り、
隣に住んでいるもう一人の隊員も来てくれて、
なんとまぁ9人でムンブワで食卓を囲むことに。

これはこれで楽しかった。
ともえにゆっこちゃん、ほんとありがとう!

さて、あっという間に2時間が過ぎ、
その間、お役人さんに何度も電話をするもつながらず(圏外)。

21時を回った頃、モーゼスもしびれを切らし、
みんなで、「もう勝手に帰ってしまおう」ということに決定。

お役人さんにメールを入れ、いざ帰途へ。

ルサカまでの道のり、約2時間。
疲れてみんな爆睡。

やっとルサカに着いたときには23時を過ぎていました。

走っている間にようやくお役人と連絡が取れ、
モーゼスがあとのことはすべてやってくれることに。
(タイヤをお返ししたり、洗車して所有者に車をお返ししたり。)

すべてをモーゼスに託し、疲れ果てた私たちは23時半も過ぎた頃、
ついにドミトリーに帰ってきました。

いやぁ、思いもかけないハプニングだった!

炎天下の中、車で待った3時間、ナコンデより辛かったなぁ。
ナコンデのときはいつでも外に出れば水も食べ物も買えました。
飲み水がないというのは恐ろしいことだ。

でもこれもすべて思い返せばいい思い出。
いい話のネタにもなるし。
いろいろ楽しかった。
カフエナショナルパーク大満喫の3日間でした。
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2011.12.01 Thu l 旅・観光 l top
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