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隊員生活なんてきっと暇だろうと思って、
ザンビアには本をたくさん持ってきました。
それも、日本では読まなそうな長編小説ばかり。

その中の一つが、吉川英治の『三国志』(講談社文庫、全5巻)。
この『三国志』を今読んでいまして、やっと4巻目の終わり。
面白いといえば面白いのですが、とにかく登場人物がたくさん出てきて、
ひとつの戦いが終わったそばからそこに出てきた人物の名前は忘れていくし、
とにかく戦いに次ぐ戦いで、「こりゃあ男の好む話だな」というのが感想。

ともあれやっと4巻目にたどり着き、「赤壁の戦い」が終わって、
これはなかなか読みごたえがあったなぁなどと思っていたのです。

で、読んでる途中で思い出したのが「レッドクリフ」という映画。

「レッドクリフ」が三国志の映画化だということは知っていました。
しかしストーリーは知らず、ただ2作あることを知っていただけ。
2作にわけて長大な三国志の話を描いているのかと勝手に思っていました。

だから、全5巻の4巻まで読めば1作目くらいは見られるかもしれないと思い、
1作目のストーリーをネットで調べてみることに。

と、わかったことには、
・1作目も2作目も「赤壁の戦い」の話で、完全に続きもの。
・5時間と長くなりすぎたから2作に分けただけ。

なんと!
「赤壁の戦い」の話なら、もう2作とも見られるじゃん!
ていうか、あ!「レッドクリフ」って「赤壁」のことか!!!

気づくのが遅すぎる、私。
気づいて感動してしまった。

というわけで見ました、「レッドクリフ PartI」
そして「レッドクリフ PartII ―未来への最終決戦―」。

「未来への最終決戦」って・・・ダサすぎる・・・
(原題は単に「赤壁」と「赤壁:決戰天下」。)

以下、感想です。
ネタバレっぽいネタバレはありませんが、読みたくない人は読まないでくださいね。
(私は映画を見る前にその映画に関する情報は極力仕入れないタイプ。)

まずは私、トニー・レオンと金城武が出ていることにびっくり。
(彼らが出ていることを知らなかったことにびっくり、と言ったほうが正確か。)
中村獅童まで出ていることに超びっくり。

なかなかすごい役でした、中村獅童。
彼だけたしか唯一映画オリジナルのキャラクター。
甘寧をモデルにした甘興(なんて読むのでしょう。カンコウ?)という役でした。

私、中国語はさっぱりわからないので完全に字幕に頼るしかなく、
演技がうまいとか下手とかわからないし、言葉のニュアンスもわからない。
英語と日本語以外の映画を見たの、超久しぶり。
やっぱり映画って言語のわかるものじゃないと完全には味わえず、
なんだかもったいない気分になりますね。
本も然り、原語で読まないと味わい尽くせない。

で、トニー・レオンも金城武も吹き替えだなんてことにはさっぱり気づきませんでした。
それを知ってからよく口元を見てみると、たしかにズレているような。

中村獅童は自分でしゃべっているままとのこと。
なんだかこのひと、ずっと怖い顔で、映画を通してずっと顔が変わらなかったような。

言葉はわからなくても、曹操、劉備、孫権、周瑜、孔明などなど、
人の名前は聞き取れるので、おお、曹操ってサオサオって言うのか!といった
ちょっとした感動もありました。

中国語しゃべれたらかっこいいなぁ。
学生の頃、空いているコマがあったので「中国語I」を登録してみたものの、
発音も終わらぬうちに挫折して単位を捨てたことがあります。
あのとき1年間まじめに授業受けていたら、多少は違ったか。

さて、ストーリーについては、
『三国志演義』をもとにした一般的な「三国志」ストーリーとは
えらく違いまして(といっても私は吉川英治しか読んでいませんが)、
これはもう、「三国志」をベースにした完全オリジナルストーリーと思ったほうがいいですね。
私、こういうのは結構嫌いなタチで、
「え~なんだかなぁ・・・」と思うところが多々あり、私にはまったくいただけませんでした。
特に最後とか。これはない!ないないない!って思った。
ただ、誰かの批評で「ジョン・ウー(監督)だからいいのだ!」というコメントがあって、
それはなるほどと思えたり。

というわけでストーリーはおいといて、戦いのシーンはかなりの迫力。
これは劇場の大スクリーンで見る映画です。大スクリーンで見たかった。
ただ結構グロいのも否めず、槍でぶすぶす刺したりと気持ち悪くなる場面も。

ワイヤーアクションはかっこいい!
いいですよねぇ、私好きです、ワイヤーアクション。

そしてキャラクター。
金城武の諸葛孔明、ぴったり!って思った。
張飛は出てきて一発で「あ、これが張飛だな」ってわかる顔面ヒゲ面。
ちょっと笑えるほどで、ロード・オブ・ザ・リングのギムリを思い出してしまった。
関羽は背がもっと高ければよかった・・・。
そしてそして趙雲子龍がかっこいい!
なんでしょう、雰囲気でしょうか、とにかくかっこよかった!
トニー・レオンの周瑜は、ひとりだけ口ヒゲも顎ヒゲもなくて、
さっぱりしすぎであんまり強そうに見えず、「おじさん」ってイメージでした。
それから孫権の妹、のちの劉備の妻となる尚香役の目の大きい女優さんが、
ケイト・ハドソンによく似ていた。
ヴィッキー・チャオ(趙薇)というお名前ですね。

映画見ながら、なかなかかっこいい音楽だなと思っていたのですが、
エンドロール見たら、音楽は「岩代太郎」というお名前。
あれ、日本人?と思いながらも調べるのを忘れていました。

と、先週、ルサカの映画館で日本大使館主催の日本映画祭が開かれ、
その2日目に上映された西田敏行主演の「火天の城」という映画を見に行ってきたのですが、
エンドロール見てたら、なんとこの映画の音楽担当で出てきた名前も「岩代太郎」。

余談ですが意外とこういう偶然ってよくありませんか。
立て続けに見た映画にたまたま同じ俳優が出ているとか、音楽が同じ人とか。

こうなったら気になってググって見ました。
この作曲家の岩代太郎というお方、「行列」の松本志のぶアナが奥さんだそうで。
まったく知りませんでした。まあ、邦画あんまり見ないしな。

というわけで「レッドクリフ」、いろいろと楽しめましたが、
やっぱり大スクリーンで見たかった!
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2011.11.24 Thu l 映画とか音楽とか l top
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