上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
私にとって、かずみさんは、秋吉さんの婚約者さんという存在でした。
7月頭にかずみさんがザンビアに遊びに来ると聞いたとき、
お会いできるのをとても楽しみにしていました。

彼女のことをいつもうれしそうに話す秋吉さん、
2人でいるときはどんな感じかなぁと思っていました。

かずみさんにはじめてお会いしたのは、2011年7月4日(月)の夜、
リビングストンにあるオーシャン・バスケットというレストランにて。
ちょうど私はかずみさんの正面の席になりました。
並んで楽しくご飯を食べる2人を見て、なんとも「自然」な印象を受けました。
とてもお似合いのカップルだと思いました。

翌5日のルサカへ帰るバスもお2人と一緒でした。
バスが重量オーバーでリビングストンで2時間も足止めを食らってしまい、
ルサカに着いたのは夜遅くて、予定していたしゃぶしゃぶは翌日に延期することに。

で、その次の日、6日(水)。
仕事を抜けられなかった秋吉さんに代わって、
午後、私がかずみさんをローカルマーケットにお連れして、
一緒にチテンゲショッピングをすることになりました。

待ち合わせたのは、ロングエーカーズのラウンドアバウト。
が、なかなか来ないかずみさん。
私が秋吉さんの職場のほうへ歩いて行くと、
かずみさんがなんだかぎこちなさそうにゆっくり歩いてきました。
聞くと、リビングストンでのラフティングが激しくて、
全身筋肉痛でゆっくりとしか歩けない、とのこと。
のんびりとバス停へ向かい、タウン行きのバスに乗りました。

バスの中で、ザンビア近隣諸国に興味津々の私は、
ナミビアについていろいろ質問しました。
かずみさんはオバンボ族やヘレロ族のことを教えてくれました。
ヘレロ族の着る衣装は大きな帽子にヨーロッパ調のドレスと聞き、
そういえばJICA's Worldに載っていませんでしたっけと私が思い出して、
盛り上がりました。
ヘレロ族の話す言葉は、「オシヘレロ」でしたよね?

また、バスに乗るにもタクシーに乗るにも
いちいち値段交渉しなきゃいけないザンビアと違って、
ナミビアは静かで平和であまり観光地化されていないから、
外国人を見ても値段をふっかけてきたりしない、
そういうストレスのないのはナミビアのいいところ、とも言っていました。

カムワラについて、まずは両替。
そしていざ、チテンゲ屋さんへ。
4軒ほど回って、どのお店にもたくさんあるから、
お店を一つ決めてそこで全部選ぼうかな、と言いながら、
ぽつぽつと3枚ほど買っていたかずみさん。
結局最後に、最初に入ったお店にまた入り、そこで火が点いたようで、
私もびっくりするくらい、気づいたらたくさん買っていました。

帰りのバスでは、
「家に帰って全部広げて見るのが楽しいんですよねー」と2人で盛り上がり、
ではまた夜、しゃぶしゃぶで!とお別れしました。

夜、しゃぶしゃぶのお店に来たかずみさんはチテンゲパンツを履いていました。
ナミビアで仕立てたのだけど、ナミビアにはチテンゲのような布はなくて、
人によってタンザニアの布という人もいればインドネシアの布という人もいて、
結局どこの布かわからない、と買い物の最中に言っていたのですが、
私たちから見ると、
それはまぎれもなくチテンゲ(もしくはタンザニア式に言ってキテンゲ)。
それチテンゲですよ~とうれしくなってお伝えしました。

かずみさん、実はその日、かなり体調が悪かったとのこと。
私にはそんなそぶりはまったく見せずに元気に一緒に買い物したのですが、
夜はお酒をほとんど飲めなかったよう。
私も、しゃぶしゃぶに火が十分通らないうちに食べてしまったのか、
具合が悪くなってほとんど飲めませんでした。

かずみさんとゆっくり一緒に心行くまでお酒を飲んで、
もっともっとお話ししたかったな。

チテンゲ屋さんで、かずみさんが買ったチテンゲを見て、
「それいいですね~!」と私も買ったチテンゲがあります。
白地に紫と紅の中間くらいの色のパターンの入ったチテンゲ。
私だけが持っている、かずみさんとの思い出。
お揃いのチテンゲが買えて良かった。
ずっとずっと大事にします。

ナミビアで、ザンビアで、日本で、そして世界中で、
かずみさんの思いを引き継ぐ人がいっぱいいます。
その思いを胸に、私はこれからも精いっぱい
ザンビアでできる限りのことをやりたいと思います。

かずみさん、ありがとう。

*

ナミビア隊員だったかずみさんは、2011年8月21日、交通事故で亡くなられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
スポンサーサイト
2011.09.10 Sat l つぶやき l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。