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英和辞典といえばリーダーズ、
と、中学の頃からでしょうか、頭に染みついていました。

実際に使ったことはなかったくせに、
「リーダーズは他とは違う。すごい。」と信じていました。

そのリーダーズをやっと使うようになったのは、大学に入ってから。
百科事典、国語辞典、英英辞典が入っている辞書がほしいと思って買ったのが、
CASIOのEX-word、XD-H9200という当時最新の電子辞書。
(今やCASIOのウェブサイトの過去モデルのページにも載っていない…)
これに英和辞典が2つ入っていて、
そのうちのひとつが研究社のリーダーズ第2版(とリーダーズ・プラス)、
もうひとつが大修館のジーニアス英和大辞典でした。

この電子辞書、今でも愛用しているのですが、
使っていて思うのは、リーダーズはたしかにすごいけど、
ジーニアス大辞典もなかなかすごい、ということ。

ジーニアスというと初心者向けというイメージがあったけど、
これはただの辞典ではなく「大辞典」。

リーダーズに負けず劣らず語彙が豊富。
説明がリーダーズよりも見やすくて、
ついついジーニアスを使うことのほうが実は多い。
リーダーズのほうが語彙はマニアックなものが多い感じ。

で、ちょっと前の話。
モングの騒ぎがJICAからの定期連絡で流れるようになった頃のこと。
その頃、連日新聞のトップ記事の見出しに"Barotse"という単語が踊っていて、
これなんのことだろうなぁ~と思いながらも、
ものぐさな私は調べもせずに、見出しだけ見て本文読まずに、
広告ばかりじっくり見ていました。

と、それからモングがヤバいらしいという話を聞いて、
もしかしてBarotseってモング関係の何かか?と、ハッと気づいた私。
やっと辞書で調べる気に。

とりあえずこういうときは、ジーニアスじゃなくてリーダーズ。
固有名詞っぽいものはリーダーズから。

調べてみると…あった!!

【Ba-rot-se】
n (pl ~, ~s) バロツェ族[語](=⇒Lozi)

ほう!
Loziのことか!
ついでにその次の見出しは…

【Barotse-land】
バロツェランド《ザンビアの西部地方で,バロツェ属の居住区;もと 英国の保護領》

やっぱリーダーズすごいな~!と思いながら、
ジーニアス大を引いてみると…

【Ba-rot-se】
(名)(複~, ~s)バロツェ族(の人)《アフリカ中部の主にザンビア南西部に住む》;バロツェ語

【Ba-rot-se-land】
(名)バロツェランド《アフリカ中部の旧王国;現在のザンビア西部に当る》

なんと。
ジーニアス大にもあった!

こうなると、どこまで載っているか調べてみたくなるわけです。
で、パッと思いつくザンビアの部族の名前を調べてみたところ…

Barotse, Lozi, Bemba, Nyanja, Tonga, Lunda

この6つ、リーダーズにもジーニアス大にも掲載されています(!)。
(Nyanja族ってあった。Nyanjaは言語名だけではなかったのか。)

そして…

Luvale, Kaonde

この2つは、なんとリーダーズにはなくてジーニアス大にのみ掲載。
ジーニアス大のほうがすごかった。
ちょっと衝撃。

というわけで、はじめは「リーダーズすごい!」と思ったのですが、
「ジーニアス大のほうがすごかった!」というお話でした。

まあ、ひとくちにどちらのほうが「すごい」と言えるわけではなく、
あくまでザンビアの部族名に関しては、
ジーニアスのほうがたくさん載っているというだけですが。
リーダーズのほうが詳しい分野ももちろんたくさんあるはず。

ザンビアの部族でこれだけ載っているのだから、
タンザニアとかケニアとか、
周辺諸国の各部族名も載っているのでしょうか。

…思い立ったが吉日。
パッと思いつく部族名を調べてみました。

Kikuyu(ケニア)、Chewa(マラウィ)、Tswana(ボツワナ)、
Ganda(ウガンダ)、Zulu(南ア)

※国名はだいたいです。この国以外にもこの部族の人々はいるはず。あしからず。

やはりリーダーズにもジーニアス大にもありました。
まあ、どれもマジョリティ的な部族のはずだから、そりゃそうか。

それからタンザニアのキリマンジャロ山麓の人々、Chaga。

これはジーニアス大にはなくて、リーダーズのみ。
やっぱりリーダーズはすごい。

こうなるとみっちり調べてみたくなってしまうのが私の性分。
バントゥー系の諸部族とその分布について勉強するついでに、
今度リーダーズ・ジーニアス対決をしてみよう。
結果が出たらまた記事にしたいと思います。
お楽しみに。
(こんなの楽しみにする人いないか。)

ちなみに、現在西部州で起きている独立運動は、
モング隊員に聞いた話だとバロツェランドの人々によるものだそうで、
分離派のことは新聞にはBarotse secessionistsと書かれていました。
1964年の独立の際に、Barotseland Agreementというものが交わされたらしく、
この協定はどうなってるんだ!とかなんとか、たぶんそんな話だと思います。

また、JICAからの最新の定期連絡によると、
西部州のカオマ(Kaoma)という地では、Nkoya族という人々が、
モングでLozi族が他部族を排斥していることに反感を持ち、
対抗措置としてカオマのLozi族排斥を目論んでいるそう。

こうやってどんどん飛び火していくのでしょうか。
あまり大ごとになりませんように。
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2011.02.17 Thu l つぶやき l top
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