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キリマンシリーズ、長々と書いてきました。
なるべくわかりやすく書こうと思ったものの、
うまくはいかないものですね。

登頂記を書いているとついつい長くなってしまうし、
これから登る人はどんな情報がほしいだろうと考えても、
なかなかうまくカテゴリーをわけられない。

自分としてはまだ書き足りないような気もしますが、
そろそろ締めたいと思います。
これから登る方、その他興味のある方、
もし聞きたいこと気になることがあればなんでもお聞きください。
(メールフォームが右のどこかにあります→)

*

思い返せば、はじまりは2010年7月31日(土)、チャーチの日。
アグリカルチャーショウでソーランを踊るために
ルサカに上がってきた21-3の隊員2人とチャーチで会って、
例の麺(さつまいものほう)を一緒に食べて、
ミルクタルトを買って帰って我が家で3人でお茶をしたときのこと。

3人とも地図が好きという話題で盛り上がったあと、
常々キリマンに登りたいと思っていたO隊員が、
渋るK隊員に何度目かの説得をし出したのを見て、
私も登りたい!!!と、K隊員の説得に参戦。
ついにK隊員は折れ、というか登ることを決意し、
行くなら次のターム休みの12月ということで、
このとき12月のキリマン行きが決まったのでした。

それから私の同期を一人誘ってメンバーは4人に。

任国外旅行の受入れに厳しいJICAタンザニア事務所、
ひと月に入国できるのは何人までという決まりがあるので、
まずは8月頭(すなわち4か月前)にタンザニア事務所に電話して枠を確保。

さらにちょうど同じ時期に行く予定だった21-1などの4人と合体し、
メンバーは8人に。
こうして旅の仲間が集まりました。
Fellowship of the Ringならぬ、Fellowship of the Mountain。

10月頭、Gladysさん(代理店)のところで登山の予約。

10月半ば~下旬、ルサカ-ダルの往復チケット購入。

11月頭、ダル-モシのフライト確定。

11月半ば(出発1ヶ月前)、ポータルサイト申請。
任国外旅行に行くときには、隊員向けのポータルサイトで
1か月前までに申請手続きを行わなければなりません。

ここまで手配はほとんどすべてO隊員がやってくれました。
いろいろ手間だったと思います。
どうもありがとう。

この頃から情報収集、準備開始。
なかなか体力勝負の行程、それに高山病の恐ろしさにおののく。

そして気づけば出発まで1か月を切っていて、
心は既に半分くらいキリマンジャロの日々。

人生で一番辛かったという人が多いけれど、
さてどれだけ辛いだろう。
耐えられるだろうか。
いや、耐えてやる。
どんなに辛くたって耐えてやる。
ずっとそんなことばかり考えていて、
行く前からキリマンジャロと戦っていました。

本当は行く前に「ロード・オブ・ザ・リング」を見たいと思っていました。
フロドとサムの指輪を葬り去るためのあの過酷な旅に比べれば、
キリマンジャロなんてへっちゃらと思えるのではないかと。
しかしデータを入手したのが直前過ぎて、
結局見られないままに出発の朝を迎えることに。

12月13日(月)、興奮して早起き。
前日頼んでおいたタクシーでまずドミまで行くと、
既に残りの7人は外に勢ぞろい。
同期隊員からお手製お守り(同期全員からのメッセージ入り)と
お手製チテンゲ手ぬぐいをもらい、みんなで出発前に記念撮影。
そして一路ルサカ空港へ…

そこから先は、登頂記に書いたとおり。

今でもいろんな瞬間がまざまざとよみがえってきます。
みんなが撮った写真と動画、全部集めたら8GB以上、
帰ってきてから何度見返したことか。

誘ってくれた、というか、
私が行きたい!と言って仲間に入れてくれたお2人、
そしてすべての手配をしてくれたO隊員をはじめ、
一緒に行ってくれたみなさん、ほんとにありがとう。

登山経験はほとんどないけど山っていいなぁと思っていた私、
定年退職後は山登りをしようと思っていた私、
おかげさまで予定より早く山登りに目覚めました。
これからはぼちぼち山に登っていきたいと思います。

一緒に行った仲間のキリマン登頂記も楽しく読ませてもらいました。
Breathe in The Air - 五〇〇文字のキリマンジャロ
いつもねむたそうな人の日記 - キリマンジャロ登山記
など。

ロード・オブ・ザ・リング、
帰ってきてから三作全部じっくり見たのですが、
第二部の終わりで、
あまりの辛さに「もう無理だ」というフロドに対して、
お伴の庭師サムが言います。

Frodo: I can't do this, Sam.
Sam: I know. It's all wrong. By rights we shouldn't even be here. But we are. It's like in the great stories, Mr. Frodo; the ones that really mattered. Full of darkness and danger, they were. And sometimes you didn't want to know the end... because how could the end be happy? How could the world go back to the way it was, when so much bad had happened? But in the end, it's only a passing thing, this shadow. Even darkness must pass. A new day will come. And when the sun shines, it will shine out the clearer. Those were the stories that stayed with you, that meant something, even if you were too small to understand why. But I think, Mr. Frodo, I do understand. I know now. Folk in those stories had lots of chances of turning back, only they didn't. They kept going... because they were holding on to something.
Frodo: What are we holding on to, Sam?
Sam: That there's some good in this world, Mr. Frodo. And it's worth fighting for.


ここまでではないかもしれないけれど、
キリマンジャロ登山が立派なひとつの物語になることは間違いなし。

みんなほんとにどうもありがとう。
Kilimanjaro is just a piece of cake!
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2011.02.14 Mon l キリマンジャロ l top
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