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隊員が作成した「指南書」に書いてあったことのひとつに、
「下山時にはつま先にガーゼを詰めるべし」というのがありました。

登山靴は自分の履き慣れたものの方がよい、
とネットなどにもありましたが、
そんなものは持っているはずもないので借りるしかなく。

ガーゼは持って行かなかったけれど、
代わりにティッシュと絆創膏は持って行きました。

どうやら今改めて調べてみると、
靴を履いた時のつま先部分の余裕は、
なさ過ぎてもあり過ぎてもいけないよう。
つま先に余裕がない靴は、つま先で踏ん張るから負担がかかるとのこと。

対策としては、靴ひもをきつめに結んで足を固定するとか、
中敷きを入れるとよいらしい。

とまあ、とにかく、
私は履き慣れない靴で思いきりつま先で踏ん張りながら下山したわけです。

そもそも、ギルマンズポイントからキボハットまで砂利スキーした時点で
ヤバいなとは思っていました。

思ってはいたのですが、たしかこの時点では対策何もせず。
いや、絆創膏はしていたかな?
さっぱり記憶がありません。

5日目は朝から絆創膏でガード。
ただ親指はなぜか大丈夫と思い何もせず。

2時間後、マンダラハット到着時の私の足。

k53_1.jpg

親指がやたら痛いと思ったら、
指の裏が擦れて腫れて水ぶくれが固まってと、ひどいことに。

同期H隊員にテーピングを借りて、
親指、人差し指、中指をがちがちにガード。

それでももう足を一歩出すだけでも痛い。
水平に歩くのでも痛いのに、下りなんて無理。
こんなごつごつの道を歩くなんて無理。
と、ほんとに泣きそうになりながら頑張って踏ん張って下山。

やっとのことでゲートに着いたときには、
もう一歩も歩けない、というほどの痛さでした。

それからしばらく、普通に歩くのもそーろそろ。
すり足でしか歩けない。
階段は鬼。
特に下りは鬼。

5日ぶりのシャワーはとても気持ち良かったけれど、
痛くて怖くて絆創膏もテーピングもはがせずそのまま放置。

ダルで同期のタンザニア隊員に会ったとき、
「歩き方がおかしい」とさんざん笑われました。

また別の同期隊員には、
絆創膏を貼りまくったままサンダルを履いていたら、
「どうしたのその足?!」と会った瞬間に言われました。

そんなわけで、爪が語るキリマンジャロの厳しさをご覧ください。

<下山3日後(12月22日)>

1222_RIMG0928.jpg   1222_RIMG0929.jpg

親指、気持ち悪。
人差し指と中指も微妙に色が違う。

<下山5日後(12月24日)>

1224_RIMG1025.jpg

腫れは引いた。

<下山13日後(1月1日)>

1301_RIMG1223.jpg

皮がむけた。痛い。
爪の付け根がどす黒く変色。

<下山25日後(1月13日)>

1313_RIMG1393.jpg

活動の帰り、調子に乗って1時間以上散歩。
人差し指と中指が真っ白に、そして爪の根元が浮き上がる。
この日のうちに中指がポロっ。

<下山26日後(1月14日)>

人差し指もポロっ。

<下山32日後(1月20日)>

1320_RIMG1410.jpg

親指の爪がだいぶ伸びてきたけど、怖くて切れない。

<下山36日後(1月24日)>

1324_RIMG1425.jpg

あれ、なんだか親指が白くなってきたぞ。

<下山40日後(1月28日)>

1330_RIMG1465.jpg

ついにポロリ。

こんなわけで40日かけて右足ばかり3枚爪がはがれました。

この間、痛みはゼロ。
帰国直後はさすがに怖くて控えたけど、
そのあとは普通に毎週のフットサルもやってました。

やっぱり履き慣れない靴で歩いたのが一番の原因でしょうか。
一緒に登ったメンバー8人中、爪がはがれたのはおそらく2~3人。
ほとんどがなんともなかったよう。

みなさん、山に登る際には下山対策を万全に。
気持ち悪い写真をたくさんお見せして失礼しました。
(ドミで爪の写真を撮っていたらそこにいた隊員に「変態っぽい」と言われました。)
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2011.02.02 Wed l キリマンジャロ l top
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