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ご覧のとおり、ナコンデの駅には掲示板があって、
「10月20日、ダルからの列車は18時到着予定」とのこと。

しかしここはザンビア。
もちろん18時きっかりに来るとは思っていませんでした。
2か月前に同期隊員がTAZARAに乗ったときは、
駅で夜を明かして待つこと12時間、朝の6時にやっと来たそうで、
また別の人によれば最大で14時間待ったとか。

そんな話を聞いていたので、12時間はそもそも待つ覚悟でした。

とりあえずウノでもやりますかと、
駅構内にチテンゲを敷いて陣取って早速ウノ開始。
開始早々、周囲には人だかり。
衆人環視ウノ。
そんな周囲の目をまったく気にせずひたすら続ける私たち。

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おつまみには、フライドポテト、焼き鳥のような肉、
それに道端で売っているスコーン、フリッター(揚げドーナツ)。

ウノをやっていると意外と時間が早く過ぎて、
あっという間に真っ暗に。
駅構内にあったいくつかの電灯も停電で切れてしまい、
真っ暗闇の中、いそいそと懐中電灯を取り出し、
それぞれに自分の手持ち札を照らしてウノを続ける私たち。

そこまでやるかと、ザンビア人にはよほど不思議に映ったことでしょう。
暗くなってもさすがザンビア人は目がいいのか人だかりは増えるばかり。
みんなルールを理解しようと一生懸命(たぶん)。

22時。
突然何かが光り、ザンビア人がものすごい勢いで入り口に群がりました。
その殺到っぷりに、ちょっと本物の恐怖を感じました。

あれ、意外と早く来たね~よかったよかった、なんて言いながら、
私たちも荷物をまとめ、乗車態勢に。

ところがそれからいくら待っても来ない。
どうやら構内にいる人全員勘違い。
見事なぬか喜び。
そうですよね、6時間くらいの遅れで来るはずはない…ですよね。

さすがにみんなウノを再開する気も起こらず、
横になって寝ることに。
ちなみに私、風邪が全然治ってなくて、
夜になると激しく出る咳がこの劣悪な環境でよりいっそう激しく出て止まりません。
構内中に響き渡る声でゴホゴホやってました。
同期のみんな、ごめんね。

深夜、いくら真夏とはいっても夜は冷え、寒いことこの上ない。
みんな寝袋やチテンゲなど、とりあえず持っているものにくるまって、
ひたすら夜が明けるのを、というより列車が来るのを待ちました。

なんだか駅構内は夜になるほど人が増えていくようで。
どうやら道端の行商人が構内をねぐらにしているよう。

10210521.jpg

これ、朝5時頃。

朝6時、12時間経てばそろそろ来てもいい頃と、
結構期待して待っていたんですが、無情にも列車が来る気配はなく。

ここから4時間、私の記憶なし。
寝てたかな。写真もない。

朝10時。
そういえばと外の掲示板を見に行ってみると、ちゃんと書き換えられてました。

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「10月21日、ダルからの列車は12時34分到着予定」

12時34分???
これだけ遅れといてこんな分刻みの時刻をお知らせするその気持ちが
さっぱりわかりませんでしたが、信じたかったので信じることに。

それと同じ頃、駅員らしき人に話を聞くと、
今列車はムベヤ(Mbeya)というタンザニアの街を出たところで、
ムベヤからは4時間もあれば着くとのこと。

よし、14時には着くらしいと喜び勇んでウノ再開。
前回まででいったんゲームを締め、
ビリっけつ2人がおつまみとビールの買い出しへ。
食料も揃い、ウノ・セカンドステージの始まり。
また集まるザンビアンギャラリー。
あっという間の4時間。

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14時頃の駅構内(特に変化なし)。

14時半。
線路のガタガタという音をザンビア人が耳ざとく聞きつけ、
みんないそいそと乗車準備。

お、ついに来た~!と我々もいそいそと準備。

が、ホームに出て見ると、やはりぬか喜びだったことが判明。
駅員が言うには、
もう列車はすぐそこのトゥンドゥマの駅まで来ているけど、そこでまた故障した。
今1等車を切り離している。2等と3等車のみが来る。
でも来るまでにまだ2~3時間はかかるだろう。

あと2~3時間…
みんなそろそろ疲れが溜まってきて、しゃべる気力もなし。

そろそろこの先どうするか決めないとまずいねという話になり、話し合い。
というのも、列車が遅れる可能性を見越して1日多く予定を立てていたものの、
翌日にはタンガニーカ湖畔のムプルングという街に移動せねばならず、
そのリミットが迫ってきたのです。

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当初の予定では、列車に乗って一度カサマに戻り、
そこからバスでムプルングへ行くという行程。
ただそれには列車で6~7時間、バスで3~4時間。
バスの時間も本数も限られているので、翌日中にムプルングに着けない可能性も。

代替手段としては、カサマに戻らず直接ムプルング行きのバスに乗るという手。
ただカサマから来た2人は一度カサマに戻るつもりだったため、
着替えも何もほとんど持っていません。
ビーチに行くのに水着もなく。
できれば戻りたいと。

話し合いの結果、
22時まで列車を待ち、来なかったら諦めてその夜はナコンデのロッジに泊まり、
翌日直接バスでムプルングへ向かうことに。

そうしてみんな胆が据わり、ウノ再開。
また人だかり。
15時半から2時間ほどやったでしょうか。
駅員が今度は大声でアナウンス。
3等車の乗客は座席がないから帰りなさい、と言った模様。
ちょっとだけ押し寄せて文句を言うザンビア人。
いやいや、今さらですかみなさん。
どれだけ忍耐強いんだザンビア人。
しかもほとんどがすんなり諦めて帰って行きました。
すごい…

駅員さん、わざわざ私たちのところにやってきて、
待ちたいなら待ってもいいけど列車が来るのは夜になる、と。

みんなそろそろお腹も空いてきて(丸一日以上ろくなものを食べていない)、
夜って言ってるんだからすぐには来ない、よしレストランを探しに行こうと、
ナコンデ駅構内に籠城すること25時間、ついに腰を上げました。

カサマ隊員の元同僚ザンビア人に教えてもらった高級ロッジに行き、
空室はなかったもののとりあえずそこのレストランへ。
なんだか新築のようでとてもきれい。

洗面台があったので、みんな顔を洗って歯磨き。
火曜の朝にルサカを出て以来、私、2日ぶりに顔を洗いました。

メニューも何やらおしゃれで、カレーがあったので頼んでみたら、
出てきたのは…

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想像以上のおしゃれなカレー!

3日ぶりくらいのまともな食事、おいしかった。
ほんとにおいしかった。

20時過ぎ、お腹いっぱいで気分もさっぱりし、
意気揚々(?)と駅へ戻り籠城再開。
さすがにみんな疲れてひと眠り。
あっという間に22時。

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駅構内、変化なし。

30時間待った挙句に結局列車は来ず、
私たちは疲れ果てて安ロッジに泊まったのでした。
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2010.10.29 Fri l 旅・観光 l top
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