活動その1:food distribution
7月23日(金)から、物資を配っています。

これはミルミル。1袋25kg。
ザンビアの主食シマを作るメイズ(とうもろこし)の粉。
ミルミルって文字にするとmealie mealなんですが、
ミリミルと言っているようには聞こえません。
他に、ソヤ(大豆の粉)、カペンタ(小魚)、ブランケット、石けんなども。
どこかから話を聞きつけてやってくるたくさんの人々。

配属先は大混乱。
9時から配ると言ってあったらしく、
9時には人が大勢詰めかけてきたのですが、
まずはregistration(登録)だなんだで、
結局配り始めたのは2時間後、終わったのはさらに3時間後。
ちょっと信じがたい手際の悪さです。
もらいに来た人は辛抱強く何時間も待っています。
今まで5年間も同じことをやってきているとはとても思えません。
まだまだ部外者の私が口を出せるはずもなく、
そもそも会話はすべてニャンジャ語でさっぱりわからないので、
今のところ私は見守るのみ。
写真係&ミルミルの袋を下ろす力仕事に徹していました。
配属先のご夫婦、とにかく記録(というか証拠というか)を残すために
写真に撮ってほしくて仕方なく、
特に旦那さん、こういうところをこういうふうに撮ってといちいち細かい。

やらせ写真の数々。
水色の服を着ているのが旦那さん。
写真に撮ってもらうためだけに会話をしています。
他にも、ミルミルの袋を渡しているふり、
障害を持った子どもに優しく話しかけているふりなど、
あれやこれやと注文というか見せかけが多く、ちょっとうんざり。
配給を待っている大勢の人たちの動画まで撮らされました。
動画の意味ないんじゃないかっていうね。

一応物資の配付対象は、
chronically ill(在宅患者)、OVC(孤児など)、
disabled(障害のある)の人々に限定されているはずなのですが、
それをきちんと確認できている様子はありません。
しかも何日間もやっているので、毎日もらいに来ている人もいるとか。
そこら辺、かなり適当。
ほんとに手際が悪く、かなり残念な感じです。
ゆくゆくは、ここら辺をもっとorganizeするお手伝いができればと思います。
それにしても、ミルミル1袋25kgもあるのですが、
みんな悠々と頭に乗せて持って帰って行きます。
私なんか数歩持って歩くのが精いっぱい。
情けない。

写真に撮ってほしくてはしゃぐおばちゃんたち。
スポンサーサイト