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私の本分、と言うべき活動についてご紹介します。
つらつら書いていたら長くなりました。
ご了承くださいませ。

寄付された大量のアメリカの教科書を使ってライブラリを開く、
というのがさしあたっての私の仕事だとわかったのが赴任初日。

その後、何をしているかといいますと。。。

ひたすら待ちぼうけ。

と言いたくなる状況です。

じゃあとりあえず子どもたちの名前のリストはあるかと、
私が聞いたのが始まりでした。

73人のcaregiverさんがいて、
caregiverさんは1人で25人のOVC(孤児)を見ている、
と言うからには、
どのcaregiverがどの子の世話をしているかのリストくらい
あるだろうと思ったのです。
日本人の私としては。

でもどうやらそんなリストはないらしく、
リストの作成という作業が始まりました。

作業といってもそのやり方は至って簡単。
配属先のDirector, Listerさんがcaregiverの中でも取りまとめ役の人に、
自分の担当している子どもたちのリストを持ってくるよう、
caregiverのみなさんに伝えてと伝えただけ。

それが2週間経った今、まだ一向にリストが集まりません。
一応オフィスという名のついている小屋で
一人ぽつんとひたすら待ち続けています。

どうやら、そもそもその取りまとめ役の人にも
まだ話が行ってないようで、
このままではいつまで経っても到底集まりそうにありません。

ちなみに何人かには話が伝わっていて、
あるときにはcaregiverさんでなく
子どもたち自身が20人くらい来て、
さてどうしようと困ったり、
caregiverさんが来ても
子どもの名前を1人しか言わなかったり、
もうほんといろいろです。

ていうか、そのリストもなしに今までどうやって
活動してきたんだと思わずにはいられません。

私にとって最大の謎だったのは、
リストを集めるだけでこれだけ時間がかかるのだったら、
わざわざリストを作るのを待たずとも、
子どもたちにここに来るように言えばよいのではないかということ。
そしたらさっさとライブラリが始められるのに、と思っていました。

だってこの調子では、
リストを作るためだけに一度来てもらい、
どれだけ人数が集まればリストの完成と言えるのかわからないまま、
まあリストができたとして、
じゃあいついつからライブラリを始めるから来てねと
子どもたちに言ってねと
caregiverさんに言ってねと
取りまとめ役の人に言うなんてことをやったら、
いったいいつになったら始められるのかと。
というかなんという手間なんだと。

しかしどうやら、
リストを作るという作業が重要なようだとやっとわかりました。
NGOとしてこんな活動をしていますと言うとき、
数字で表せるということが大事らしいのです。
(調整員さんに聞いた話。)

この"registration"という作業そのものに、
とても意味があるようです。

そう考えると納得が行くのが、
Listerさんの口からいつもスラスラ、
Caregiverさんが何人いて、とか、OVCが何人いて、とか出てくること。

まあそんなわけで、
いつ終わるかわからないregistration daysが続いています。

ライブラリの蔵書となる教科書を読んだり、
ニャンジャ語の勉強をしたりしてます。

しかし、最近わかってきたことは、
コンパウンドで育ってきた10歳そこそこの子どもたちに、
アメリカの6年生の教科書はどう考えても無理だろう、ということ。

Listerさんがライブラリを開きたいと思ったのは、
子どもたちにちゃんと読み書きできるようになってほしいから、
のはずなのですが、
それをアメリカの教科書を通してやるというのは
ちょっと無茶な気がします。
この教科書ってのはたまたま(?)もらったものらしく、
もらったからには活用したいというのはわかるんですが。

読み書き云々の前に、子どもたち、ほとんど英語しゃべれません。
一応みんな学校には行っていて、
学校では英語で授業が行われているのですが、
4年生とか5年生にならないとしゃべれるようにはならないし、
それも個人差や環境の差がかなりあります。
両親が英語を話す家ならともかく、
コンパウンドのOVCの子どもたちです。

さてどうしたものかと考えているところですが、
そんなに悠長に考えている時間もなく、
というのも、半ば私の予想通り、
子どもたちがもう来てしまったのです。

ここに来れば本が読めると聞いたと、
そんなようなことを片言の英語で言いながら、
10歳前後の子どもたちが5人やってきたのが11日(火)。

どうしようと思いつつ、
とりあえず6年生の教科書をみんなで開き、
最初のお話を声に出して少しずつ読んでみました。
みんな教科書を追うこともできていないけれど、
ひたすら私のあとについて真似して発音。

それからしばらくして飽きだし、
自分たちで歌やらかけっこやら始め、
また来るねと言って帰ってゆきました。

そして、13日(木)。
今度は9人やって来ました。

Listerさんとしては、
今はまだregistrationさえしておけばいいとのことですが、
子どもたちにとってはそんなことおかまいなし。

まあ私としてもぼけっと待ってるよりは子どもが来たほうがいいかなと。
ただ準備らしい準備もできていなくて、
なおかつ難しすぎるアメリカの教科書しかないので、
どうしたものかと思っています。

とりあえず子どもたち、この勢いだと毎日来そうです。

そんなわけで、なし崩し的にライブラリもどきが始まりました。
どうなることやら。

ちなみに子どもたちの遊びは、ドッジボールやハンカチ落とし、
座り鬼(ってありましたよね?)などなど。
遊びは万国共通のようです。

※OVC(orphans and velnerable children)
 …孤児など、面倒を見る大人が必要な子どもたち。
※コンパウンド…集合居住地区。いわゆる貧民街。
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2010.05.15 Sat l 活動 l top
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